すがブロ

sugamasaoのhatenablogだよ

VineLinuxにMySQL5を導入

なんか最近導入手順ばっか書いてる気がするが……。
導入環境は以下の通り

  • OS:VineLinux3.2(on VMware Player)
  • DB:MySQL5.0.24

大雑把な手順は以下の通り

  1. MySQLユーザ+グループの作成
  2. MySQLをインストールするファイルの入手&解凍
  3. MySQLのconfigure(オプションの選択)
  4. MySQLをmake & make install
  5. MySQLの設定ファイル(my.cnf)の準備
  6. MySQLの動作確認
  7. MySQLの自動起動設定

こんな感じで進める。
手順1.グループ作成

groupadd mysql
useradd -g mysql mysql

これでmysqlで使用するユーザの作成が完了。もしセキュリティ対策としてパスワードを設定する必要があるなら設定も行っておくこと。
手順2.インストールファイルの入手&解凍
まず、以下から適当なファイルをDLする(本家からDLしようとすると名前やらを記入しなくちゃならんので、以下のサイトからDLする)。
http://download.softagency.net/MySQL/Downloads/MySQL-5.0/
そして、今回はソースから構築したいので「MySQL-5.0.24-0.src.rpm」というものをDLすることにした。

##まず、RPMを展開する(適宜DLした場所で行うこと)。
rpm -ivh MySQL-5.0.24.0.src.rpm

そして、VineLinuxの場合はRPMファイルを展開すると実行ユーザ/rpm/に展開されるので、そちらへ移動する

##rootでRPMを実行した場合
cd /root/rpm/SOURCES/
##tarで固められているので、解凍
tar zxvf ./mysql-5.0.24.tar.gz

手順3.configure(オプションの選択)
tarボールの展開先ディレクトリに移動して以下のようにする

##configureに実行権限を付ける
chmod 777 ./configure
##configureの実行:インストール先とDBの文字コードは指定しておきたい
./configure --prefix=/usr/local/mysql --with-mysqld-userd=mysql --with-charset=utf8 --with-extra-charsets=all

手順4.make & make install
そのまま実行するだけ。念のため、実行後に成功しているかをリターンコードで確かめる。

make
#リターンコードの確認:0なら正常
echo $?
make install
echo $?

手順5.設定ファイル(my.cnf)の準備
インストール先にあるファイルを特定の場所へ移動させる

#インストール先ディレクトリから設定ファイルをコピー
cp -p /usr/local/mysql/share/mysql/my-medium.cnf /etc/my.cnf
#my.cnfの設定
#以下の行を[mysql]の項目に追加
[mysqld]
language = /usr/local/share/mysql/japanese/

手順6.動作確認

#mysql起動
/usr/local/mysql/bin/mysqld_safe --user=mysql &
#きちんと起動していれば以下のコマンドでテーブルがデフォルトの表示される
mysqlshow

これでひとまず動作の確認まではできた。あとは起動スクリプトを作成しておけば最低限DBサーバとして動かす環境が完成する。

手順7.自動起動設定
まず、デフォルトで配置している起動スクリプトをinti.dへコピーする

cp -ip ./mysql.server /etc/init.d/mysql

その後、各自の使用方法に合わせてrcスクリプトに組み込む

ln -s /etc/init.d/mysql S85mysql

これで、最低限のDBサーバの設定が完了。
あ〜、どっかのDBとは大違いだな!