すがブロ

sugamasaoのhatenablogだよ

プログラム・ザ・Ruby(その2)

 さて、前回(id:seiunsky:20060118:1137606585)書いた話の続き。

玄人の方々は便利スクリプトを組んだりしているけれど、素人はそこまで至らないじゃない? っていうので前回を終えた。
 そして今回。じゃあ、素人はナニを求めてRubyに寄って来るのか。
オレはCGIが使いたい! ってのが大きいと思う。いや、勝手に思ってるだけだけど。
 まぁ、おれはそうだったんだよね。

HTMLがなんとなく使える

よくCGIとかJavaScriptとか見かけるな

CGI=掲示板などが作れる

やってみたい!

Perlってのを使うのか……

ムズー(挫折)

こんな感じで。ちなみに実体験ね。
 というところから、もっと素人がCGIとかで使いやすいドキュメントを整備するといいんじゃないのかと思うんだよね。
Perlってロクに使ったこと無いからわかんないけど、Perlではできない、HTMLにスクリプトを埋め込む技術とかってもっともっと謳い文句になりうると思う。
 HTMLにスクリプトを埋め込むっていうのはeRubyっていう技術で、

■eRubyで記述■
<html>
	<head>
	</head>
	<body>
		<%= "テスト" %>
	</body>
</html>
■通常の記述方法■
print "<html>"
print "<head>"
print "</head>"
print "<body>"
print "テスト"
print "</body>"
print "</html>"

 上の例みたいに、HTMLベースでスクリプトを組める。
こんな例じゃ全然ありがたみを感じないだろうし、ヒアドキュメントがあるやんって突っ込みもきそうだけど、ちょっとでもスクリプト部分が増えてくるとこのeRubyってのはいいと思うんだよね。もちろん、書き方によるけど、デザインとロジックの分離がしやすいし。
 そんなわけで、似たような技術のASPJSPPHPの人気の一端はこれにあると思うし、もっと力を入れんかい! と思ってしまうのだった。
 では具体的にeRubyを実行する環境を整えてみよう。というところで次回へ続くのであった。