1ヶ月経ってしまいましたが、ようやっとこの文章を書いています
Kaigi on Rails 2024、大変楽しめましたし普段会わないRubyistな皆さんとも交流できてとても楽しめました
ちなみに、これは会場へのルート選択を誤ってビッグサイトに着いてしまった事例です
#kaigionrails 会場デケェ! pic.twitter.com/l6VFpVB4Kd
— sugamasao (@sugamasao) 2024年10月25日
Kaigi on Rails で得たソフトウェアとの向き合い方
自分がそういうトークを見にいったから、ということもありますが……
以下のトークを見て、改めて感じたのはソフトウェア開発をどこまで深いレベルに潜って設計・開発できるかだな〜〜〜と思いました。表層的に解決しようとすると痛い目を見るのは経験しているものの、それを高いレベルで解決するためには練度が必要
Railsの思想やRailsが提供しているものを理解して上手に使おうというものがベースにありつつも、モデリングやRailsの拡張を通じて、どう破綻しないように事業成長を止めることなくソフトウェア開発を続けられるか。質とスピードの両方を維持していけるか、というのはやはりWebアプリケーションエンジニアとしての腕の見せ所だし、そこを深く考えられる人は尊敬してしまいますね……
speakerdeck.com speakerdeck.com speakerdeck.com
今回はプロポーザルを出した
それはそれとして、今回はKaigi on Railsにプロポーザルを出しました。事の成り行きは↓の同僚氏が書いたブログを見ていただくとして
はじめてのKaigi on Rails 2024 ── 初プロポーザルから登壇までの道のり - SmartHR Tech Blog
自身でプロポーザルを出したのは(たぶん)人生で2回目。今のところプロポーザル→登壇という流れは経験したことがないのでいつかは達成したいものですね
今回は「良いコードの書き方」的なかなり抽象度の高いテーマで応募したため、「それRailsと関係あるんか」という問いに対して芯を食った打ち返しができなくて落選したのかなと思っています
テーマ的にそれはそう、という話ではあるものの見せ方、伝え方次第であろうとも思っていて、もっとRailsでこういうコードあるよね!という文脈をセットで書ければもうちょっと良い線行けたんじゃないかとも想像しており、「この場(Kaigi on Rails)で、あなたが話すべき理由は何ですか?」という観点をもっと強くプロポーザルに乗せられるようにすべきだったなと反省しています
とはいえ、プロポーザルを出すということで自身がボンヤリ考えていたことを体系的に伝えるにはどうしたら良いか?など考えるきっかけにもなったし、プロポーザルを出す際の観点も(結果から考えれば当たり前の話ではあるけれど)しっかり受け止められたので良かったなと思います。
ちなみに、登壇できた暁にはJoel Spolsky氏の「間違ったコードは間違って見えるようにする」をフックにして話す予定でした。コード自体というよりはコメントなども含めた少し幅広いテーマではありますが 😆 (プロポーザル提出前の仮タイトルは「令和最新 間違ったコードは間違って見えるようにする」でした)
間違ったコードは間違って見えるようにする - The Joel on Software Translation Project
Kaigi on Railsの企画・運営していただいたスタッフの皆さんや登壇者、スポンサーなど関わった全ての皆さんのおかげで楽しく過ごせました。ありがと〜〜〜〜!