パーフェクトRubyの改訂をしていました
既に技術評論社さんのサイトやAmazonにも載っているのでご存知の方も多いかもしれませんが、最近はパーフェクトRubyの改訂をしていました。
目次などの詳しい情報はgihyo.jpの公式サイトをご覧ください。
書籍版はAmazonでも購入できます。ついうっかり初版を買わない様に注意してください(ヒント:今回のモチーフは鳥です)。
ところで私は見本誌を送付してもらう住所を書き間違えて不達になってしまったため、未だに見本誌が手元にありません😇
初版持ってるんだけど違いはあるの?
いろいろ誤字やなんとも言えないサンプルコードなどを直しているので書籍としてのクオリティは上がってると思うのですが、内容的に大きく変わったところを簡単に書くとこんな感じです
- Ruby 1.9時代などに使われた旧時代の便利テクなどは控えめです
- 初版で対応していたRuby 2.0以降(もちろん2.3, 2.4も)で追加されたメソッドなどにも可能な限り対応しています
- 元々Sinatraを紹介していた章をtest-unitの章に置き換えました
- capistranoには消えてもらいました*1
テストとsinatraにまつわるお気持ちの供養(ただのポエムです)
「パーフェクトRubyはテストがあればパーフェクトなのに」誰だってそー思う。俺だってそー思う。本当にそうだと思うのですが、実は初版の執筆時点ではテストの章はあったんですよね。
15章のツールに対してRSpecでテストを書くというのをやっていたのですが、紙面の都合で泣く泣く削ってしまったのです。
また、当時はシリーズとしてパーフェクトRuby on Railsが無かったため、Rubyの書籍としてWebアプリに関する説明がほぼ無いのはどうなのだ、という懸念があってWebアプリの習作としてSinatraを採用しました。まぁここら辺は私の趣味なんですけどね。
という経緯から数年経ち、Ruby標準で付いてくるテスティングフレームワークも落ち着いた*2*3のもあり、Webアプリに関することはパRailsに任せれば良いかなというところで今回の構成になったのでした。
電子書籍について
gihyo.jpからのPDFなら今すぐ買えます!!!
Amazonでの販売についてはしばしお待ちください😅