内側から見た富士通「成果主義」の崩壊
読みおわった
結構前に読み終わったんだけど、なかなか面白かった。
結局のところ、評価をするほうも人間だから「明日から成果主義だから」と言ってすぐに変えられるもんじゃないってことだよね。
それに、おれ達の業界って事前に「成果」を決めて、半年後に「成果」を達成できたか? と確認をするのって相当難しい。
っていうか、それができるくらい見積もりができるなら失敗プロジェクトなんてでねーよ(´Д`)
- 作者: 城繁幸
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2004/07/23
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ところで
あるプロジェクトが傾いた時に、これ以上悪くならないように盛り返した人っていうのは評価対象になるのだろうか。
結果としてプロジェクトが赤字になっていたらやっぱりマイナス評価なのか。それとも個人の働きを見て評価できるのか。
前者は会社としては正しい*1気がするけど、個人としては後者で見てもらいたいよねぇ。
*1:利益が出てこそ社員に還元できるのだから