前回:id:seiunsky:20070207:1170866838
Makefile の修正について
subversionの Makefile の修正で、SVN_APR_LIBSとSVN_APR_INCLUDESを変更した。だけど、前回の変更だと、どうもダメなようだ。
また、アホな話ではあるが、前回試したエラーは、 make clean をしていなかったため、Makefile編集前と同じ結果が表示されていたようだ。
で、前回の修正のまま、make clean を試すとどうなるか? というと、「そんなコマンド知らんがな」って感じのことを言われる。
上記のとおり、make clean をやってもダメなものはダメだったのである。
続・Makefile の修正について
「そんなコマンド知らんがな」と言われたコマンドは krb5-config とやらだったので、そこを抜いた形でもう一度 Makefile を編集して、実行してみる。
おれの環境では、編集すると以下のような結果になった。
■SVN_APR_LIBS
SVN_APR_LIBS = /home/masa/packages/lib/libapr-0.la -lrt -lm -lcrypt -lnsl -lpthread -ldl
↓
SVN_APR_LIBS = /home/masa/packages/lib/libapr-0.la -lrt -lm -lcrypt -lnsl -lpthread -ldl `xml2-config --libs`
あと、
■SVN_APR_INCLUDES
SVN_APR_INCLUDES = -I/home/masa/packages/include/apr-0
↓
SVN_APR_INCLUDES = -I/home/masa/packages/include/apr-0 `xml2-config --cflags`
このように変更して make clean を行ってから make の処理をする。
その結果
trac動作確認!!!
apacheの設定をしていないので、http経由でのsubversionの使用はできないけれど、tracからプロジェクト・リポジトリの閲覧が可能になった。そして、svnコマンドでインポートしたファイルも trac 経由で確認できる。
すなわちッ! trac と subversion の連携がうまく行っているということッ!!
結論
根本的なライブラリの不足は各自対処するとして、subversion の Makefile で libxml2 を使用するよう編集してやれば大体なんとかなるのでは無いだろうか。
色々と遠回りしたけれど……根本的な原因はここだったのだろう。
これが、VineLinux4.0特有の現象なのか、subversion1.4.2特有の現象なのか、その両方なのか……。よくわからんが、とにかくVineLinux4.0 と Subversion1.4.2 で構築するときは(きっと)上記の Makefile 編集が不可欠であろう。
感想
長かったし、疲れた。もうちょっとしたトラウマ。
せっかくなのでインストールの手順としてちゃんとまとめようかな。
あと、一月以上ハマっている間に Trac月を導入しちゃった(テヘッ)。