すがブロ

sugamasaoのhatenablogだよ

Adobe AIR 2.0 が出たらしい

とは言ってもベータらしいが・・・

AIR アプリを作ろうとしているところだったので、先走って AIR2.0 で作ってみるのも良いと思い、環境構築を行ってみた。

前提条件

AIR GEAR 自体のインストール等は AIR GEARで始めるAIR開発 - プログラミングノート が詳しい。
今の所、ビルドと MXML の WYSWYG あたりを AIR GEAR で行って、実際のソースを書く部分はいままで通り vim でやろうかと思ってる(vim での AS3 のコーディングはここらへんが参考になるかもねVim の TagList で ActionScript3 を表示できるようにしてみた - @sugamasao.blog.title # => ”コードで世界を変えたい”)。

実作業

こんな感じ

  • AIR runtime をインストール
  • AIR 2.0 SDK で FlexSDK の内容を上書き
  • AIR GEAR の XML のテンプレートに 2.0 用を追加

ちなみに、おれは本家の Adobe - AIR : Release Notes を必死こいて読んだのだけど、既に日本語にしてあるのがあった。
Page not found | Adobe Blogs

AIR runtime をインストール

Adobe - Adobe AIR
ここから、runtime と SDK をDLする。
runtime はそのままインストールしてしまって構いません。

FlexSDK の上書き

念のためバックアップを取ってから、展開された AIR SDK の内容で FlexSDK を上書きする。
なんか、単純な上書きだと Mac がクラッシュするという問題があるみたいだけど、ウチの環境では元気に動いている。

AIR GEAR のテンプレート追加

Mac なので、Windowsとは画面を出す為のルートが違うとと思うので、適宜読み替えてください。
Mac の場合は「Eclipse → 環境設定」から入る画面の AIR GEAR → テンプレート → ApplicationDescriptor 内のテンプレートを修正する。

基本は 1.5 のコピペで構わない。変更する部分は、以下のaplication/○○のバージョン部分。
こっちは1.5の xml の一部。

<?xml version="1.0" encoding="utf-8" ?>
<application xmlns="http://ns.adobe.com/air/application/1.5">

このように修正する

<?xml version="1.0" encoding="utf-8" ?>
<application xmlns="http://ns.adobe.com/air/application/2.0beta">

テンプレートの名前は 2.0 と付ければOKです。

アプリケーションを作成する

プロジェクトを作成し、「次へ」で遷移した画面で、以下のように Application Descriptor の選択欄を 2.0 にしてあげると良い。

その他、参考になるかも、というリソース

これで AIR 2.0 を先取りですね!