すがブロ

sugamasaoのhatenablogだよ

オフショア開発って簡単だよね?

 おれが「開発をやりたいんです!」と言うと、上の立場の方は大抵、「インドとか中国とかに簡単に食い扶持とられちゃうよー。もっと上流できるようになろうねー」って言うんだよ。で、実際そこまで簡単にできるもんなのかっていう話。
ちなみに、おれの言ってる「開発をやりたい」っていうのは、『今は』開発をやりたいって意味なのね。
 『開発じゃオフショアに仕事とられちゃう』……ってよォ〜〜〜〜 『オフショアにとられちゃう』ってのはわかる……… スゲーよくわかる
 個人の単価が半分以下とかありうるからな……
 だが「開発をやりたい」って部分の切り返しとしてはおかしくねぇかああ〜〜〜〜〜っ!?
 開発経験がなくて良い設計ができるかっつーのよ――――――ッ!
 ナメやがって この言葉ァ 超イラつくぜぇ〜〜〜ッ!!
 おれが開発の経験をしたいのとオフショアは関係ねえじゃあねーか!
 いますぐにおれをSEにしてオフショアで開発させてえのか! チクショ――ッ
……と、話が逸れた。
ちなみに、単価が安いからといってすぐにオフショア開発を行ってうまくいくか?っていうとうまくいかないと思う。

  • ドキュメントをどこまで細かく落とし込むか(異なる場所・言語なのでアホでもわかるレベルまで行かないとうまく開発してくれない)
  • 進捗管理をどうするか(やはり直接現地で確認するのが良い)
  • 管理工数は自社で開発するときより多くかかる
  • 開発スタイルを見極める
    • インドなどは欧米中心でIT企業が発展してきているので、「日本の流儀」は通用しない。例えば、納品する時の品質について相手側とすれば「バグがあって当たり前」である。
    • 受け入れ試験→差し戻してバグ修正のサイクルを何回も行うスケジューリングを行う必要がある。
    • 向こうは「単体テスト」レベルまでやったら即納品→受け入れ試験(結合テスト込み)→……という流れが合うのではないか。
    • ちなみに、中国はわりと「日本の流儀」が通じるらしい。(日本が開拓してきたから)

と、こんな感じらしい。
 こういうことを学べたのは今の会社に居て良かったなーと思うところだね。ま、今回オフショア失敗したわけだが。
……あぁ、そうそう。CMMレベル5とか取ってるところが相手でも上記のような「バグがあって当たり前」の考え方らしいんで、そこは気をつけるべきなんだろう。
あと、どうでもいいこと。
ここに書きたい文章とオラクルの試験勉強が1.5日くらい遅れてる。今週はDBAの試験があるんだけど……_| ̄|○