パーフェクトRuby Advent Calendar 2013(5日目)
なんとなく5日が空いていたので書いてみます。
このエントリは パーフェクトRuby Advent Calendar の5日目のエントリです。 前の日のエントリは http://d.hatena.ne.jp/zonu_exe/20131204/1386271407 でした*1。
- 作者: Rubyサポーターズ,すがわらまさのり,寺田玄太郎,三村益隆,近藤宇智朗,橋立友宏,関口亮一
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2013/08/10
- メディア: 大型本
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パーフェクトRubyに載っていない便利クラス
パーフェクトRubyで組み込みクラスや標準添付ライブラリ等を説明しています。とはいえ、全てを網羅しているわけではありません。 そんな漏れているクラスのなかでもマル得情報として名高い(と勝手に思っている)クラスとしてTSortがあります。
このTSortは依存関係をイイカンジに解決してくれるトポロジカルソートっていうのを提供してくれる。
require 'tsort' class Hash include TSort alias tsort_each_node each_key def tsort_each_child(node, &block) fetch(node).each(&block) end end {1=>[2, 3], 2=>[3], 3=>[], 4=>[]}.tsort #=> [3, 2, 1, 4]
依存という言葉を使っているけど、位置とか距離って言ったほうが正しい気もする。 tsortメソッド実行した結果を見るとわかるかもしれないけれど、3というのは1と2から参照されているので、先頭に並び替えられる。同じように、1は2と3を参照していうるので、2よりも後に来るという感じ。言葉で説明するのむずかしいですね。
実は
すごい知った風に紹介しましたけど、ainameさんのエントリ で知っただけでした。ぼくはそれまでこのクラスを知りませんでしたけど、なんとなく知っていると助かる可能性が微レ存な気がするので、使い方を覚えておいて損はしなそうだと思ってます。
次のアドベンターは
パーフェクトRuby執筆者でもある id:joker1007 さんです。どんなエントリになるのか、楽しみですね。
*1:12/4のエントリが書かれたようなので修正しました