すがブロ

sugamasaoのhatenablogだよ

プロジェクトで良い仕事をするための指針となる3冊の本

プログラマーだからってコードを書くだけが脳じゃない

そんなことは、はてなダイアリーを見てるような人は「何を今さら」と思う事だろうけど、実際の現場に行くとプロジェクトを円滑に進める*1ために何を出来るか/何をするかということを考え、実行している人は限りなく少ない。
なので、おれが「うぉ、これは参考になる!」と思った本を上げておこうと思う。

Head Firstソフトウェア開発

どう見てもアジャイルです。本当に(ry

Head Firstソフトウェア開発 ―頭とからだで覚えるソフトウェア開発の基本

Head Firstソフトウェア開発 ―頭とからだで覚えるソフトウェア開発の基本

「ウチはウォーターフォールだからカンケーね」と言うのはちょっと早計です。この本では、デイリービルド環境やバージョン管理システムの必要性*2についての構築等も書かれているので、開発手法抜きにしても実プロジェクトでの導入を想定したイメージが付きやすいです。Head First シリーズは本当に名著が多いですね。

達人プログラマ

これは相当に有名なので書くまでもないかもしれないけれど・・・。

達人プログラマー―システム開発の職人から名匠への道

達人プログラマー―システム開発の職人から名匠への道

  • 作者: アンドリューハント,デビッドトーマス,Andrew Hunt,David Thomas,村上雅章
  • 出版社/メーカー: ピアソンエデュケーション
  • 発売日: 2000/11
  • メディア: 単行本
  • 購入: 42人 クリック: 1,099回
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上記の「ソフトウェア開発」よりは開発(プログラミング)よりの視点での話。
自動化しろ!!という心得やプログラムを書く時の心得等が書いてあります。

サーバ/インフラを支える技術

ご存知はてなの実例が載っている本。

[24時間365日] サーバ/インフラを支える技術 ?スケーラビリティ、ハイパフォーマンス、省力運用 (WEB+DB PRESS plusシリーズ)

[24時間365日] サーバ/インフラを支える技術 ?スケーラビリティ、ハイパフォーマンス、省力運用 (WEB+DB PRESS plusシリーズ)

開発だったら、デプロイ辺りやデーモンの監視/復旧辺りやパフォーマンスの見かたについては非常に参考になると思う。さらに、可用性やスケーラビリティについても大いに参考になりますので、この本片手に*3システム設計フェーズにも食い込んで行けるのではないでしょうか。
Web系をやってる人は開発だろうと運用だろうと必携の一冊だと思う。逆に言うと、お互いがこういう所を理解した上でシステム設計していくと後々が楽になるのではないかと思うんだ*4

*1:品質を高める為の手段とか、極力手作業をなくすとか

*2:さすがに必要性を理解できない職場は無いと思うが

*3:できれば自分で試したりしてみた方が良いでしょうが

*4:開発者は運用が楽になるように考えてあげるべきだし、運用者はどうやったら手作業を減らしてリスクを避けられるのかを考えるべき