すがブロ

sugamasaoのhatenablogだよ

yum で trac を入れてみる

yum でインストールするときの手順

なんか簡単だと思ったら意外と時間掛かったのでメモ(trac の初期設定も含め)。
環境は fedora 7。
まず trac のインストール

yum install trac

trac関係のファイルは /usr/shar/trac に格納される。
tracが使用する httpd の設定ファイルは /etc/httpd/conf.d/trac.conf に格納される。
自前の httpd があるなら上記の conf を読めるところへ。 trac のインストールと一緒に httpd が入ってる場合は、そのままで読んでくれるはず。

trac が使用するディレクトリの作成と設定

プロジェクト用のディレクトリとリポジトリ用のディレクトリを作成する。
なんの思いいれも無いので適当に作った。

mkdir -p /srv/trac/project
mkdir -p /src/trac/reps

上記を trac環境変数へと設定するため、 /etc/httpd/conf.d/trac.conf を修正する。


SetEnv TRAC_ENV /srv/trac/project



SetHandler mod_python
PythonHandler trac.web.modpython_frontend
PythonOption TracEnv /srv/trac/project

赤字の行のコメントアウトをはずしてパスを変更しただけ。

リポジトリとプロジェクトの作成

リポジトリを作る。

svnadmin create /srv/trac/rep/

プロジェクトを作る。この際、リポジトリのパスを入力しろといわれるので上記で作成したパスを入力する(/srv/trac/rep)。

trac-admin /srv/trac/project initenv

プロジェクト名とリポジトリパス以外は何も入力しなくてもデフォルトが利くので大丈夫のはず。
パーミッションを合わせる。apache から読めるようにしなくちゃいけないようなので、大味で設定しておく。

chown -R apache:apache /srv/trac/project
chown -R apache:apache /srv/trac/rep

動作確認

/etc/init.d/httpd restart

http://localhost/cgi-bin/trac.cgi
で確認できた。

ひとまず

wikiの編集やら一通りはできるようだけど、login しようとするとエラーになってしまうようだ。……確かにユーザ管理のところなんてやった記憶ないもんな。
あと、今回はマルチプロジェクトなんていうのは考えていなかったのだけど、プロジェクト毎に 使い分けたいとかはあると思う。
そういうのは下記を参照(日本語化についても書いてあるよ)。
TracMultipleProjects - TachTrac - Trac
massat.jp - Trac-Jaインストール
[J] Trac-ja を新規でインストール - Jamz (Tech)