すがブロ

sugamasaoのhatenablogだよ

Trac構築挫折（１４）

Linux

前回：id:seiunsky:20070118:1169140059
コメントで、 apr と apr-util をビルドしなおすと良さそうなコメントをいただいたので、それを実行してみる。

# Tracはまり仲間 『Trac に apr (とapr-util)って結構重要なことをしているようです。
私もこいつではまりました（３日間！）
aprは、xmlの構造解析とか DB の接続とか提供しているみたいで、こいつがないとTracは動きませんでした。

こんな感じで
http://d.hatena.ne.jp/naoya/20051205/1133782641
apr,apr-utilもコンパイルすることをお勧めします。

で、参考としてリンクを挙げてもらった方法ではうまくいかなかったので、 apache の公式ページを見ながら作業。

apache 2 のインストール手順

※BerkeleyDBはインストール済みとする

# apr
./configure --prefix=/usr/local/apr-httpd/
make
make install

# apr-util
./configure --prefix=/usr/local/apr-util-httpd/
make
make install

# httpd
./configure --prefix=/usr/local/apache2 \
--enable-so --enable-dav \
--with-berkeley-db=/usr/local/BerkeleyDB.4.5 \
--with-apr=/usr/local/apr/ \
--with-apr-util=/usr/local/apr/
make
make install

これで無事（動作確認してないけど、とりあえずエラー等はでてないハズ）インストールが終わる。

subversionのインストール

こんな感じでメイクしようとしてるんだけど、こんなエラーが。

./configure --prefix=/usr/local/subversion1.4.2 \
--without-ruby \
--with-berkeley-db=/usr/local/BerkeleyDB.4.5 \
--with-swig=/usr/bin/swig \
PYTHON=/usr/bin/python \
--enable-swig-binding=python \
--with-apxs=/usr/local/apache2/bin/apxs \
--with-apr=/usr/local/apr-httpd \
--with-apr-util=/usr/local/apr-util-httpd \
--with-zlib \
--with-libs=/usr/lib:/usr/local/lib

configure: error: APR-UTIL was installed independently, it won't be
possible to use the specified Berkeley DB: /usr/local/BerkeleyDB.4.5

指定された APR-UTIL は独自にインストールしてるからBerkeley DBからは使えないよと言っているのか？？
英語が不自由だと辛いな(´Д`)
しかしなぁ、大体の解説サイトをみても、Berkeley DBをインストールしてから、apacheなり subversion なりをインストールしてるわけで、Berkeley DBが先にインストールされているからいけない、というわけでも無いように感じるんだけど……。

ハマり過ぎてて

ここ数日、ずっとトライしてはいるんだけど、書くほどのネタができねー。
っていうか、もはや subversion とは違うところで引っかかってるような。。。

追記

http://www.atmarkit.co.jp/flinux/special/webdav03/webdav02a.html
ここを見ていて、自分の apache がどのようなライブラリを使っているか調べてみた。

# ldd /usr/local/apache2/bin/httpd
linux-gate.so.1 => (0xffffe000)
libm.so.6 => /lib/i686/libm.so.6 (0xb7f8b000)
libaprutil-1.so.0 => /usr/local/apr-util-httpd//lib/libaprutil-1.so.0 (0xb7f76000)
libsqlite3.so.0 => /usr/lib/libsqlite3.so.0 (0xb7f2a000)
libexpat.so.0 => /usr/local/apr-util-httpd//lib/libexpat.so.0 (0xb7f0f000)
libapr-1.so.0 => /usr/local/apr-httpd//lib/libapr-1.so.0 (0xb7ef0000)
librt.so.1 => /lib/i686/librt.so.1 (0xb7edd000)
libcrypt.so.1 => /lib/libcrypt.so.1 (0xb7eaf000)
libpthread.so.0 => /lib/i686/libpthread.so.0 (0xb7e5c000)
libdl.so.2 => /lib/libdl.so.2 (0xb7e58000)
libc.so.6 => /lib/i686/libc.so.6 (0xb7d36000)
/lib/ld-linux.so.2 (0xb7fb5000)

とりあえず、aprや apr-util が独自にビルドしたものであることと、 configure の設定で最後のスラッシュが余計だ、ということはわかった。
で、肝心のBerkeley DBと思われるライブラリがない(´Д`)